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神速鉄道モハ1系

1947年4月、戦後復興輸送を目的に、東京地下電鉄初の電車として2両36編成が投入された。鶴見線のクモハ12形とほぼ同様の構造をしているが、地下鉄線内での火災防止のため材質は鉄であったり、車体長が20mとクモハ12形より少し長くなった。多客時の運用として2両2編成を併結し、池袋線や上野線の主力となっていた。1960年より、中間に1両を増結し、1965年までに全編成が3両化され、また1967年には1両単行が12両導入された。更に、1972年までには一部車両の中間車化改造等を受け4両30編成体制となった。1975年には車体の延命が行われ、1981年までに全車が工事を終えた。

2010年より、地下水などによる車体や台車の老朽化が非常に著しいため、2013年までに台車をボルスタレス式に交換した4両3編成を除き、全て廃車となった。上野線・池袋線は全て新車に置き換えられ、現在は新木場から舞浜千鳥間のフェスタ等の臨時輸送に使われている。

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